ティンバーランド ブーツ ニューバランス996 モンクレール ダウン UGG ブーツ ルイヴィトン 財布 コーチ 財布 プラダ 財布

記事一覧

台風とイルカ

2009.10.08 (木)

最強の台風18号と対峙する

最終更新10/25 1:00

台風の中木 昨晩からの風は強く、僕の家の木造2階はかなり揺れていました、波が高いのは音でわかったが暗くてあまり見えないので外には出なかった、朝方風の強さで隣の漁協の雨戸が落下、本家にあたって大破した、驚いた母の大声で目が覚めた、いそぎ着替えて外に出たのはAM5時頃、薄明かりで肉眼で少し海が確認できる、雨はほとんど降ってはいなかったので落下した雨戸を片付け、外に出て沖を見るとおそろしい波が浜に押し寄せていた、そのときの動画が
http://www.youtube.com/watch?v=-iruZmXlhOg
であるが…後でわかるのだが、このときはまだ序の口だったようだ台風は暴風圏にわずかにはいったばかりの時であった、
http://www.youtube.com/watch?v=tq8uvVNQ6lI
その後の動画が↑上である

イルカのタフィーとドリー

このときはまだイルカのイケスが防波堤に残っている、動画を見るとわかるのだが僕は波をかぶり家に着替えに戻った、その後外に出ると、かなりの大波になっていた、僕もこれほどの波を見るのは滅多なことではない数年前の台風23号の大波かそれ以上である、その後の大波でイケスの防波堤側のチェーンが切れたようだ、イケスが徐々に浜にゆっくりと波によりかすかだが動いてきた、10/8少し心配になった、台風の風と波は強くなる一方だ、トガイ浜へ行く途中の遊歩道側の太いロープがピン張りになりそのロープ1本でイケスを支えているのが陸からも見えた、それが命綱だ、たのむからもってくれと祈ったが、この荒れ狂う波に時間の問題に思えた、しかし誰も近づくことはできない、近づけばその者には確実に死が待っている、大波で防波堤の電柱はなぎ倒された、道路には波が押し寄せていた、イケスは波の高くせるところに流され大きく揺れていた、イルカの2頭が頭を出して懸命に息をしているのが見えた、

自然の前に無力な人間

懸命に泳ぐイルカ人間はなにもできないすごく無力である、ただ流されていく生簀から出れないイルカがかわいそうに思えた、イルカは不安なのかピピーと時折鳴く声が聞こえた、しかしだれにもどうにもできなかった、ヒリゾハマ渡し受付の辺りからイルカのスタッフが心配そうに見ているのが見えた、イケスは真ん中の防波堤のすぐそこまで流れてきたが網がひっかかっているのかチェーンが引っかかっているのか、しばらく防波堤先端に引っかかっていた、しかし徐々に浜のほうに流されてきた、いよいよ最後のロープの引っかかりも切れてしまったようだイルカのイケスは大きな波で浜に打ち上げられ、浜からの波で今度は防波堤の真ん中に押し上げられイケスは一時、完全に陸に上がった状態になった、僕にはもう生簀の中にはイルカは見えず絶望的な感じがした、大きな波でイケスは徐々に中木河方面に波でズルズル押され、イケスごと金属の擦れるような音と共に河に落ちた、おもわず目を背けたくなった、すると落ちた河の中のイケスの中に力なく浮かぶイルカが2頭見えた、なんと生簀の中にまだ残っていたようだ、

 差し伸べられる手

イケスの落ちた川イケスには大きな波が何度も何度も来てイルカが流されているの見えた、もう泳ぐ力はなかった、浮遊物にぶつかったりして溺れていた、もはや流木も流れてくるゴミも避ける力もないようだ、それ以前に網が水底の岩にひっかかり川底は1~2mほどで浅く泳ぐスペースもなかった、河は波で荒れていて河からの水と河にはいる波とで水が上り下りと交互に激しく流れていた、河には6m、直径50cmほどの流木も流れたりしており波で流木が押されたりでかなり、危険であった、スタッフは危険だったがイケスの網を切断しようと波の合間を見ながら網を切断していた、かなりの度胸がいる作業だ、タフィーがまず助け出された、タフィーは全然元気がない、スタッフが3人でかかえ中木の漁師たちがロープで河にひっぱった、ドリーは切断した網の間から力なく河口から海へ流されていった、救けたかったが海に流れていって手が届かなかった、海は大波である、マズイと思った、しかし奇跡的に波で流され戻ってきた、そこををスタッフが確保、こうしてドリーとタフィーは比較的波が少ない河の上流へスタッフがイルカを抱えて泳ぎながら移動することが出来た、しかし大きな流れとたまに来る波でスタッフの体力もすぐに奪われていくようであった、川のすぐそばの橋の上には心配そうに見つめる多くの区民が作業する僕の目に見えた、水も冷たく、ウエットもなにも着ていないので寒く水に長くつかっていたスタッフは冷たい川の水に震えていた、いつのまにかほぼ全ての漁師たちがイルカの為に集結していた、集まったスタッフと漁師でイルカ用の担架に担がれイルカたちは河の上流でかつがれた、重さは300キロ近くある、集まった人間で持ち上げた、通常はクレーンを使う重さである、しかし河の端クレーンはイルカまでは届かないため、慎重に安全な場所に人力で運ばれようやく助けられたのである、助けられたイルカはかなり元気がない心配である、飼育員が薬を射ちイルカたちはクレーンでとりあえず安全な場所へ運ばれていった、とりあえずホッとした瞬間である、そしてこれを付加えておくこの事実は美しい話ではけしてない、とても悲しい気持ちが多きかった自然と生き物とどう対峙するか大きな石が投げられたのである
とは言えひとまず難局は越えた。あとは彼らの生きる力を信じたい。

しかしその手伝っているときに私のポケットの中にあった携帯とデジカメが夢中になって腰まで水に入ったズボンの中で水没し悲しいのに笑いしか出なかった事も付け加えておく。
いややっぱ笑えねーな
(片付け) 後は中木区民で浜に押しあげられた、石やら砂やらゴミを片付けた、とても1日やそこらで片付けられる量ではなく、キリのよいところで終わりになった、

そして

ファイル 304-4.jpg 次の日にイルカは海に戻されたイケスで元気さを取り戻してきた、飼育委員から餌をもらって食べていたのを私も確認しているこれはそのときの写真だ、その2~3日後の夜に残念なことにイルカ2頭の死亡が確認されたとのこと、私がその訃報を聞いたのは10月10日の夕方であった。